「家を出る直前に日焼け止めをサッと塗っている」という方も多いのでは?

Sorabudoコラム

COLUMN #03

【UVケアのNG習慣】外出する直前に、日焼け止めを塗っていませんか?

2019.06.01
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外出する直前に、日焼け止めを塗っていませんか?

「家を出る直前に日焼け止めをサッと塗っている」という方も多いのでは?決して間違いではありませんが、日焼け止めは、外出する20〜30分前に塗るのが効果的といわれています。その理由は、塗った直後は肌に馴染んでいないため、紫外線から肌をカバーすることができないからです。

このように、せっかく紫外線対策をしても、効果が半減するようなUVケアでは非常にもったいない。しかし、ついついやりがちなUVケアの落とし穴は、実はほかにもあるんです。では、あなたも知らず知らずのうちにやっているかもしれない間違いUVケアをみていきましょう。

3つの間違いUVケア

日焼け止めを塗っていたはずなのに、「日焼けしてしまった…」という経験はありませんか?それは、間違ったUVケアが原因かもしれません。では、ついついやりがちな3つの間違いUVケアとは一体?

・日焼け止めは夏、晴れた日、外出するときだけ

紫外線は一年中降り注ぎ、春先から急激に増えはじめます。また、曇りの日でも晴天の時の50〜80%、雨の日は20〜30%くらい紫外線は降り注いでいるといわれています。家の中にいても、窓ガラスを通過して部屋の中に入ってくるため、日焼け止めはスキンケアと同じように、毎日続けるべきお手入れなのです。

・メーカー推奨の目安量を守っていない

塗る量が少ないと、UVカット力が弱くなるため、十分な日焼け止め効果が得られません。メーカー推奨の使用量を目安に、十分な量をしっかりと塗りましょう。

・一度塗ったきりで塗り直さない

朝、日焼け止めをきちんと塗っても、汗、タオルや衣類などでこすれたりすると日焼け止めの効果は弱まってしまいます。2〜3時間おきに塗り直して、効果をキープしましょう。ティッシュなどで肌表面の汚れや汗を拭き取ってから塗り直すのがポイントです。

正しい日焼け止めのお手入れ法

紫外線から肌をガードするために、まずは日焼け止めを正しく塗ることが大切です。正しい塗り方をマスターして、うっかり日焼けやムラ焼けを卒業しましょう。

顔への塗り方

  • STEP1
    手のひらに適量をとる
    メーカー推奨の使用量を手のひらにとりましょう。
  • STEP2
    少量ずつ肌に塗っていく
    顔は指先の腹を使って、ムラなく均一になるように顔全体に丁寧に塗ります。トントンと指で叩くように塗るのがポイントです。
    (NGな塗り方)すりこむように塗るのは、肌に負担がかかるので×。また、手のひらで塗ると、ムラができるうえ、日焼け止めが手に残ってしまい十分な量が顔に行き渡らなくなるので要注意!
  • STEP3
    高い部分に重ねづけ
    日焼けしやすい鼻や頬の高い部分に重ねづけをしていきます。眉間・まぶた・小鼻の脇・フェイスライン・髪の生え際・耳・耳の後ろ・うなじ
  • STEP4
    首や耳などにも塗る
    塗り残しがちな、眉間・まぶた・小鼻の脇・フェイスライン・髪の生え際・耳・耳の後ろ・うなじもしっかり塗りましょう。
体への塗り方

腕や脚に塗る場合は、容器から直接、肌に線状に出すのがコツです。大きな円を描くように広げながら均一に塗ります。量が足りない場合は、無理に広げずに塗り足しましょう。肩から胸は日焼けしやすい部分なので特に念入りに。手の甲・腕の後ろ・体の側面・ひざ・ひざの裏・足の甲の塗り忘れにも注意しましょう。

敏感肌も必見!

肌に負担をかけない日焼け止めの選び方

最近では、さまざまなタイプの日焼け止めが販売され、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。特に、バリア機能が低下しがちな敏感肌は、紫外線による刺激を受けやすいため、日焼け止めを塗ってしっかり肌を守ることが必要です。しかし、日焼け止めを塗ると肌荒れを起こすこともあるため、日焼け止め選びは慎重になりたいもの。では、敏感肌でも安心して使うことができる、肌に負担の少ない日焼け止めの選び方とは?以下でご紹介する4つのポイントを参考に選んでみてください。

  • point.1
    強さは使用シーンに合わせて選ぶ
    数値が高いものや、+が多いものが、効果大と思われるかもしれませんが、その分肌への負担も大きくなります。炎天下でのレジャーは、最高レベルのSPF50・++++、日常生活ではSPF30程度のものなど、シーンに合ったものを選びましょう。
  • point.2
    肌にやさしい処方である
    アルコール・防腐剤(パラベン)・鉱物油・香料・着色料など、肌に刺激となる成分が配合されていないもの。また、紫外線を散乱させて肌への浸透を防ぐ紫外線散乱剤のみを使用した日焼け止めがオススメです。
  • point.3
    肌にするすると伸びるテクスチャー
    テクスチャーの伸びが悪いと伸ばすために強くこすってしまい、肌に刺激となって、肌荒れの原因になります。肌にスーッと伸びる軽やかなテクスチャーのものを選びましょう。
  • point.4
    簡単に落とすことできる
    専用のクレンジングでオフしないといけない日焼け止めは、肌への密着性が高く、当然のように肌にも負担がかかります。こすらずに石けんで簡単に落とせる、肌にやさしい日焼け止めが◎。