毛穴トラブルの原因と対策。毛穴レス肌を育むスキンケア術

「毛穴の目立ちをどうにかしたい」という思いから、頑張ってケアしている人も多いのでは？しかし、その毛穴ケア、もしかすると間違っているかもしれません。あなたのケアは間違っていないか、毛穴ケアのウソ？ホント？をみていきましょう。

答えは×。強い粘着力の毛穴パックは、剥がすときに周囲の角質までも一緒に剥がしてしまい、肌にダメージを与え、ますます毛穴が目立ってしまいます。

答えは△。やりすぎると肌への刺激となったり、肌を傷つけてしまうので、週1回、2週に1回程度行いましょう。

答えは×。角栓は、毛穴の中で余分な皮脂と角質が混ざり合ったものなので、オイルでは落とすことができません。

答えは×。気になっても無理に押し出すのは絶対にNGです。毛穴が大きくなるなど、逆に目立つようになります。

答えは×。毛穴は一時的には引き締まりますが、温度が戻ると毛穴も元の状態に戻ってしまいます。

間違ったお手入れは、逆に毛穴を目立たせる原因となるので注意が必要です。毛穴に関して正しい知識を持つことも大事です。例えば、「歳とともに毛穴の数は増える」と思っている人も多いのではないでしょうか？しかし、これは間違い。毛穴の数は生まれたときから変わりません。年齢とともに毛穴が増えたように感じるのは、毛穴が目立つようになるからです。では、「脂っこいものを食べすぎると毛穴が開く」という噂はウソ？ホント？どちらでしょう。答えは、本当です。皮脂量が増えて、毛穴が開きやすくなります。

毛穴トラブルと一口に言っても、種類や原因もさまざま。そのため、自分の毛穴トラブルの種類と原因を知ったうえで、適切なお手入れをすることが大切です。

皮脂が原因で起こる毛穴トラブルは以下の3つ。

つまり毛穴
毛穴に角栓が詰まった状態。放置すると、角栓が大きくなり、開き毛穴に発展します。

黒ずみ毛穴
つまり毛穴が酸化して黒くなった状態。メイクをしっかり落とさないと黒ずみ毛穴になってしまいます。

開き毛穴
過剰な皮脂分泌で角質が厚くなった状態。角層の柔軟性が低下すると、毛穴は開きっぱなしの状態になり元に戻らなくなります。

1.洗顔で毛穴をきれいに保つ
皮脂による毛穴トラブルは、洗顔が基本になります。汚れや皮脂は毎日溜まっていくので、朝晩しっかり洗顔を行いましょう。1日に何回も洗顔すると、肌に負担がかかるのでNGです。

2.スキンケアで毛穴を引き締め＆柔軟にする
収斂作用や肌を柔軟にする成分が配合されたスキンケアを使って、毛穴を引き締め、やわらかい肌を育みましょう。

・セイヨウハッカ葉エキス
・ラベンダー花エキス
・ローズマリーエキス

・オリーブ果実油
・コメ発酵液

乾燥毛穴
肌の乾燥が原因で、キメが乱れて毛穴が目立つ状態。特に、乾燥しやすい秋冬に目立ちやすくなります。

1.洗顔で毛穴をきれいに保つ
スキンケアで潤い保持力を高める
潤い肌をつくるためには、角層の外側で水分の蒸発を防ぐ「皮脂膜」、角層内で水分を保つ「天然保湿因子（NMF）」「細胞間脂質（セラミド ）」の力を高めるスキンケアがポイントです。乾燥した肌にいくら水分を与えても、それを保持する力がないと意味がありません。

・天然保湿因子（NMF）と似た構造も持つ「ブドウ酵母エキス※1」
・皮脂膜のような役割を果たす「スイゼンジノリ多糖体」
・角層でたっぷりの水分を保持する「コメ・米ぬか由来セラミド※2 」
※1酵母エキス　※2グルコシルセラミド

たるみ毛穴
加齢による弾力・ハリの低下で、毛穴がたるみ涙型に垂れ下がった状態。毛穴も開いて見えます。

1.老化を早める紫外線や乾燥を防ぐ
紫外線や乾燥は老化を早める一因になるので、UV対策や保湿ケアを徹底しましょう。

2.エイジングスキンケアを徹底する
老化を早める活性酸素を減らす抗酸化成分をはじめ、弾力やハリをサポートする成分が配合されたスキンケアで若々しい肌を育みましょう。

・強い抗酸力＆弾力やハリを高める「レスベラトロール」
・コラーゲンの産生をサポートする「ビタミンC誘導体※1」
・抗酸化力の高いポリフェノールを豊富に含む「ビルベリー葉エキス」
・弾力やハリ肌へと導く「アルガン幹細胞※2」
・弾力やハリサポート＆紫外線ダメージから守る「ブドウ幹細胞※3」
※1アスコルビルエチル　※2アルガニアスピノサカルス細胞エキス　※3ブドウ果実細胞エキス

〜〜〜〜まとめ〜〜〜〜
毛穴は目立ち始めると、なかなか元に戻りません。そのため、毛穴レス肌を保つためには、普段から洗顔・保湿・エイジングケアを行い、毛穴トラブルの予防に努めることが大切です。すでに毛穴で悩んでいる人も、自分の毛穴トラブルを知って、適切なお手入れを行い毛穴レス肌を目指しましょう。